長距離ランナーに多い怪我は…
どうもこんにちは!
ゆうやです!
今回は長距離ランナーに特に多く
私も後遺症を残してしまった故障についてお話しします。
それは『腸脛靱帯炎』別名『ランナー膝』と呼びます。
膝の外側には、
お尻の筋肉「大臀筋(だいでんきん)」から
すねの骨「脛骨(けいこつ)」までをつなぐ
「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」があります。
膝を伸ばしている時
腸脛靭帯は大腿骨の外側の出っ張り(外側上顆)の前にあるのですが、
おおよそ30度膝を曲げたところで、
外側上顆を乗り越え後方に移動します。
このときに腸脛靭帯は大腿骨の外側の出っ張り部分にこすれます。
長距離のランニングでは腸脛靭帯が何度もこすれることによって炎症を引き起こし、膝の外側に痛みが生じます。
その「腸脛靭帯」に炎症が起こって痛みが生じる病気が「ランナー膝」で、
正式名称「腸脛靭帯炎」と言います。
ランニングをする人に多くみられますが、
ランニング以外にも、サイクリング、スキー、登山、バスケットボールなど、ひざの曲げ伸ばしを多く繰り返すスポーツで起こる場合があります。
これは「オーバーユース(使いすぎ)症候群」といい、その原因が太ももの筋肉の持久力低下やランニングフォームの崩れだと言われています。
防止法として↓
【ランナー膝にならないためのランニングフォーム】
①上半身は自然に立てる。過度な前傾姿勢や無理に“よいフォーム”で走ろうとしない
②歩幅を伸ばそうとしすぎず、前に出した足は、体のほぼ真下にくるようにする
③前に弾んでいくいようなイメージで走る
走った後のケアとして
直接太ももの側面をほぐしたり
太ももの側面が伸びる感覚を感じながら
ストレッチを行うのが効果的です。
また、もともと体が硬い人の場合、
腸脛靭帯も硬く伸びにくいことが多いです。
腸脛靭帯の柔軟性が不足していると、大腿骨の突起を腸脛靭帯が余裕をもってすり抜けることができなくなり、膝を曲げたり伸ばしたりする際の摩擦抵抗を強めてしまいます。
なので普段からストレッチを行い
筋肉の柔軟性を高めておくことを
強く推奨します!
私は中学時代部活の練習に加え
自主練を行っていたのですが、
練習後のケアという概念すら無かったために、
外側上顆が擦れに擦れて気付いた頃には
大腿骨からキノコのような骨が出っ張ってしまいましたw
今でも時々歩くと膝に違和感がある時があります。
みなさんはこんなふうにならないように
お気をつけて、毎日ストレッチを怠らないようにしてくださいね。
今回は長距離ランナーに特に多い
ランナー膝=腸脛靱帯炎について
お話しさせていただきました。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!