自分を信じて仲間を信じて

どうもこんにちは!

 

ゆうやです!

 

今回は諦めないことの大切さについて

私の中学駅伝県大会での出来事を交えながら話していこうと思います。

 

陸上競技はリレーや駅伝以外はほぼ個人種目ばかりです。

なのでどんな記録が出ようと、どんな順位でどんな結果になろうと、全ては自己責任になります。

 

チームスポーツではチームメイトや仲間が互いに力を合わせて勝ちにいく競技ですが、個人競技メインの陸上競技では自分の実力が全て結果に現れます。

 

誤魔化しもできない、チームメイトも助けてはくれない、結果によってはある意味残酷さがあるスポーツだと思います。

 

そんな中でリレー種目と駅伝は、チームの仲間と共に力を合わせてバトンや襷をつなぐ素晴らしい競技だと思います。

 

誰か一人がズバ抜けて速くて実力があっても、一人一人の総合力が強いチームには勝てないでしょう。

 

私の代の駅伝チームはメンバーにも恵まれ、全員3年生のフルメンバーで走ることが出来ました。

地区大会は、全国クラスのエースを筆頭に私と力のある双子の兄弟に、400mから長距離に転向してきた一人と、幼馴染でずっと一緒に長距離を走ってきた一人の6人で完全優勝をし、県大会に進みました。

 

県大会にもなると一気にレベルが上がり、外部指導者のコーチも区間配置に頭を抱えたことでしょう。

 

最終的に1区双子兄、2区400mあがり、3区双子弟、4区が私で、5区に幼馴染、アンカーエースという配置に決まりました。

 

1区40チーム中32、3番手でやはり兄をもってしても厳しい滑り出しになりました。

2区の400mあがりの子で少し順位を下げ、襷を繋ぎ終えた彼は私の名前を呼ぶなり泣きながらごめんと謝りました。

 

ですが私はその時不安なんて何もありませんでした。

なぜなら自分を含め仲間たちを信じていたからです。

 

案の定双子弟は中間集団のいる20番代後半まで順位を上げてくれました。

そして私は20人近く抜いて10番手前まで順位を上げ、幼馴染が何とか順位をキープして、最後はエースが逆転入賞を果たし、私のチームは次の地方大会に行くことが出来ました。

 

最下位一歩手前からのスタートから終わってみれば8位入賞、

これはチームメイト一人一人が自分の役割をしっかり果たした結果だと思います。

1区の本来エースが走る区間を双子兄がなんとか30番代頭で持って来て、2区で順位は下がっても最下位にはならなくて、3区の弟が団子状態の中間順位まで上げたおかげで私が4区で20人も抜くことができ、5区で順位をひとつも下げなかったから最後にエースが決めることができた。

誰か一人が1位でも順位を落としていたらエースは決め切れなかったくらいギリギリのレースでした。

 

コーチの采配とチームメイトの頑張りに心から感謝しています。

 

今でも私は指導者と仲間に恵まれたんだとつくづく思います。

 

信じ切れる仲間がいるというのは

大げさかもしれませんが本当に奇跡に近いと私は思っています。

 

みなさんにもそんな仲間がいたら大切にしてくださいね。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!